オーディオブックって何?メリットとデメリットをご紹介
最近、本を読んでいますか?
本を読むといいと言われるけど、時間が無いという方は多いのではないでしょうか。
耳さえ空いていれば、本の読み上げでながら読書ができるオーディオブックの概要・メリットとデメリット・2大サービスをご紹介します。
私はオーディオブックサービスのaudiobook.jpを約3年、オーディブルを約2ヶ月利用している経験を基に記事を書いています。
目次
この記事をおすすめする人
- オーディオブックについて知りたい
- 読書時間を増やしたい
- 教養を高めたいけど時間がない
オーディオブックとは?
オーディオブックは、プロのナレーターが本の読み上げをしてくれるサービスです。
利用方法
スマホやタブレットに専用のアプリをインストールし、アプリ内で好きな作品をダウンロードして楽しみます。
小説や実用書だけではなく、語学・朗読作品・講演・落語・ラジオ作品・ニュースなども楽しめます。
耳が空いている時間に教養を高めたい、小説を読みたい方にぴったりです。
他の作業をしながら聴くのに向いているので、音楽やラジオの様に利用できます。
愛用者が多数いる
オーディオブック2大サービスの一つのaudiobook.jpは、星野リゾート社長などの経営者、実績を上げているプロスポーツ選手を始めに著名な方の愛用だけじゃなく、一般人も約250万人の方が利用しています。
メリット
インプットが格段に増える
通勤・通学・家事・スポーツ中など聴き流しが出来るので、インプット量が格段に増えます。
仮に通勤・通学で、1日30分オーディオブックを利用したら月約10時間にもなります。
私はオーディオブックを始める前は読書時間が月ほぼ0分でしたが、1日約1時間、通勤時間に利用し月約20時間も利用しています。
0分から20時間への増加は、かなり凄くないでしょうか?
オーディオブックは、耳が空いていれば出来るので、読書をする時間がない方におすすめです。
耳が空いている時間を有効活用
通勤時間は無駄だと思っていましたが、オーディオブックを始めてから、習慣的に利用しています。
通勤中のメリットは、邪魔する物が無くて家よりも集中できる事です。
オーディオブック利用前は、読書時間があまり取れていませんでしたが、オーディオブックなら耳が空いていれば使えます。通勤以外にも何かの作業中など利用方法は色々あります。
音声の方が頭に入りやすい
文字よりも音声の方が理解し易いというデータがあります。
人間は産まれた時、文字よりも音から覚えるので音の方が頭に入ります。
文字での理解が難しい場合、オーディオブックを試してみましょう。
書籍代が安くなる
新作は含まれない聴き放題プランは、833〜1500円なので月1冊以上読む方は、かなりコスパが良くなります。
私は聴き放題を利用して月約5冊読んでいます。
飽きたらすぐに別の本に替えれる
聴き放題の良い点は、飽きたらすぐに別の本に替えれる事。
インフルエンサーである、マナブさんのブログに本は前半が重要だと、下記のようにあります。
いつも思うのですが、大半の本は「前半の20%に、最重要な80%」が書かれている。つまり前半が大切。以下略
読書のコツ【5つのポイント/この方法で、年間300冊を読んでます】|manablog
逆に、最後まで読むことのメリットは、重要な事が明確に分かる事です。
重要な事は何度も出てくるので、最後まで読むとより分かり易くなります。
聞き流しでも大丈夫
人間の脳は聞き流しでも重要な部分は覚えて、必要な時に思い出せる様になっています。
作業中の聞き流しに向いているので、私は車通勤中に聴いています。
オフラインで聴ける
オンライン環境で聴きたい作品を予めダウンロードしていれば、オフラインで聴けるので、ネット環境が不安定な移動中でもオーディオブックを楽しめます。
目が疲れない
現代人は目を酷使していますが、オーディオブックなら目が疲れません。
目を使わなくていい、と言うのもメリットの1つです。
自己投資に最適
自己投資で知識・スキルを身に付けると収入を増やす事が出来ます。
自己投資を出来ていない方は、オーディオブックを利用して自己投資しましょう。
すぐに聴ける
オーディオブック化されていることが条件ですが、紙の本と比べすぐに聴けます。
紙と比べて管理が楽、劣化しない
オーディオブックはデータで管理されるので、紙の本の様に置き場に困ることはありません。
過去に聴いた作品は検索機能で探せ、探す手間も要りません。
紙の本は変色などの劣化がありますが、オーディオブックなら半永久的に聴けます。
付箋機能が使える
紙の本の様に作品にデータ上の付箋が付けれて、該当部分から再生することができます。
デメリット
ここまでオーディオブックのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
容量が大きい
作品のボリュームにもよりますが、1作品300MB〜450MB位あるのでお気に入り以外は削除しないとスマホ容量を圧迫します。
私の場合10GB使っていてアプリの中で1番容量が多くなっています。
微妙だと思った作品は削除して容量を空けましょう。
品揃えが良くない
人気・話題作はオーディオブック化されていますが、マイナー作はオーディオブック化されていないことがあるので、聴きたい作品を聴けないことがあります。
audiobook.jpは、聴きたい作品をリクエストすることが出来、リクエストが通ればオーディオブック化されます。
ナレーターと作品が合わないことがある
ある小説でアニメ声優風の声だったので、個人的には作品に合わないと思いました。
どんなに良い作品でも、作品のイメージとナレーターが合わないと感じたら、聴く気が無くなります。
年配の方がナレーターの実用書で、著者も年配の方かと思ったら、20歳ぐらい若かったということがありました。
オーディオブックはナレーターによっても、作品の感じ方が左右されます。
読み返しが難しい
聴き逃したところを聴き直すことは容易ですが、作品を全て聞き終わり、該当部分を探す場合は苦労します。
該当部分を探す場合は目次から探すか、メモをしていたらメモから推測して探すことになります。
マーカーが使えない
オーディオブックにはマーカーといった概念がないので、使うことが出来ません。
そもそもオーディオブックは作品全体を楽しむことに向いていますが、部分的に深く思考することには向いていません。
星野リゾートの社長は、オーディオブックで聴いて、気に入れば紙の本でじっくり読むというスタイルで利用しています。
気に入った作品は紙の本を購入し、じっくり読んでみましょう。
2大サービスを簡単に比較
オーディオブックで利用者の多いaudiobook.jpとAudible(オーディブル)を比較します。
audiobook.jpとオーディブルの大きな違いは、聴き放題の料金と作品数です。
聴き放題の料金は月667円、年間8,004円の差があります。
作品数は1.5万と12万で約8倍の差です。
audiobook.jp | オーディブル | |
---|---|---|
料金システム | 聴き放題 買い切り チケット | 聴き放題 買い切り |
聴き放題の料金 | 月額833円 | 月額1500円 |
作品数 | 1.5万以上 | 12万以上 |
ストリーミング対応 | 聴き放題のみ | 聴き放題と単品購入の両方 |
オフライン再生 | 〇 | 〇 |
ダウンロード速度 | やや遅い | 速い |
聴き放題の比較をします。
作品数が少なくても、とにかく安く利用したい方はaudiobook.jp。
多少お金がかかっても人気作を聴きたい方はオーディブル。
audiobook.jpは聴き放題の料金は安いですが、オーディブルに比べ人気作が少なく、全体の作品数も少ないです。
audiobook.jpのみ、新作を単品購入よりもお得に購入できるチケットプランがあります。
audiobook.jp
audiobook.jpはオトバンクという会社が運営するオーディオブックです。
作品数は1.5万以上。
利用方法 | Webサイト・アプリ ※聴き放題はアプリのみ ・聴きたいオーディオブックをオンラインでダウンロードすると、オフラインでも聴ける。 ・聴き放題プランのみ、ダウンロードが不要なストリーミングにも対応。 |
単品購入 | 単品料金のみで利用可能 |
聞き放題 | 月833円で聴き放題(新刊を除く) |
特典 | 聴き放題プランは14日無料 月額会員プランなら月額に合わせ、オーディオブック購入に使えるボーナスポイントを進呈 |
月833円で聴き放題(新刊を除く)
オーディオブックのaudiobook.jpは、聴き放題が利用できます。
何と言っても新刊を除いて、月833円という低価格の聴き放題が魅力です。
月に1冊以上、旧刊を読むという方は、audiobook.jpの聞き放題利用でコスパが良くなります。
本を読む習慣が無い方は、月833円で利用できるので気軽に始められます。
オーディオブックは自己投資に最適です。
試しに使いたい方は、14日無料で利用できます。
気になる新刊がある場合は、購入して聴くことが出来ます。
※聴き放題はアプリのみになります。
古い本は大丈夫?
聞き放題なのは旧刊だけど、大丈夫か気になると思います。
確かに情報が一部古い所もありますが、普遍的な部分は変わらないので今読んでも役に立ちます。
古い本の良い点は、新しい本は比較的に思考が偏っているので、古い本で思考を変える事です。
期間限定で人気の本が聴ける
通常、聴き放題に含まれない人気の本が、1か月など期間限定で聴けます。
期間限定の本をチェックして、上手く活用しましょう。
チケットプラン
毎月発行されるチケットを使い対象作品は価格に関係なく交換できるので、新作を単品購入よりもお得に購入できます。
聴き放題に含まれない新作をお得に購入したい方におすすめです。
月額会員プラン
毎月の月額に応じてポイントと10%以上のボーナスポイントが付与されて、ポイントで作品を購入するしくみです。
一部ダウンロード不要
聴き放題プランのみ、ダウンロードが不要なストリーミングにも対応しています。
聴き放題作品から除外されることがある
一部の人気作品は聴き放題だったのに半年ぐらい聴いていない作品を聴こうとすると、聴き放題でない単品購入になることがあります。
気に入った作品は聴き放題中に何回も聴きましょう。
人気作品が少ない
単品・聴き放題ともに池井戸 潤・湊 かなえ・村上 春樹などの人気作家の作品はありません。
池井戸 潤のラジオ作品はありますが編集はしてないので、毎回前回のあらすじから始まり聴きずらいです。
実用書も最新の作品はない場合があります。
聴きたい作品がない場合
ビジネス・自己啓発・教養などの代表的なジャンルはありますが、聴きたいジャンルの本が無い場合があります。
例えば、健康に関する本はありますが、妊活に関する本はありません。
聴きたいジャンルの本が無い場合、リクエストする事でオーディオブック化してくれる場合があります。
下記は、audiobook.jp公式サイトのリンクになります。
※無料で試すことが出来ます。
Audible(オーディブル)
オーディブルはAmazonが運営するオーディオブックです。
聴き放題対象の作品は12万以上。
有名俳優や声優が朗読した作品が多数あります。
利用方法 | Webサイト・アプリ ・聴きたいオーディオブックをオンラインでダウンロードすると、オフラインでも聴ける ・聴き放題と単品購入の両方で、ダウンロードが不要なストリーミングにも対応。 |
単品購入 | 単品料金のみで利用可能 |
聞き放題 | 月額1,500円 |
特典 | 聴き放題プランは1ヶ月無料 |
人気作品が圧倒的に多い
池井戸 潤・湊 かなえ・村上 春樹などの人気作家の作品があります。
実用書はインフルエンサーのひろゆき・堀江 貴文などの最新作があります。
多少お金がかかっても人気作を聴きたい方は、オーディブルをオススメします。
有名俳優や声優が朗読
俳優は松坂 桃李・尾上 菊之助・堤 真一・高橋 一生・松井 玲奈・上白石 萌音、声優は鈴村 健一・宮野 真守など超豪華です。
好きなナレーターの作品を楽しむのも面白いと思います。
聴き放題の特典
月額1500円の聴き放題加入なら、聴き放題対象外の作品が30%引きで購入できます。
スリープタイマー
寝る前にタイマーを設定すれば、自動的に終了することができます。
例えば10分と設定すれば、10分後に自動で終了します。
寝る前に読書をする方にぴったりです。
ストリーミングに対応
聴き放題と単品購入の両方で、ダウンロードが不要なストリーミングにも対応しています。
ダウンロードが早い
私の体感ですが、audiobook.jpに比べダウンロードが1.5倍程度速いです。
オーディオブックは基本的にはダウンロードして使いますが、ダウンロードが速いのは魅力的です。
休会があり退会はすぐにできる
休会は12か月に1度だけ、最大3か月まで、1か月単位でできます。
長期的に利用できないことがある方も無駄なく利用可能です。
月契約なので退会しようと思ったら、月単位ですぐに退会できます。
下記は、Audible公式サイトのリンクになります。
慣れてきたら倍速で聴く
オーディオブックに慣れたら、倍速で聴きインプット効率を上げましょう。
私は1.5倍で聴いています。
始めは聞き取り難いですが、耳が段々と慣れてきます。
audiobook.jpの倍速は、0.5倍〜4.0倍の間を0.1倍刻みで設定できます。
オーディブルの倍速は、0.5倍〜3.5倍の間を0.05倍刻みで設定できます。
まとめ
オーディオブック利用前は本を読む時間がありませんでしたが、オーディオブックのお陰で本を「聞く習慣」が身に付きました。
皆さんもぜひ、耳の空いている時間にオーディオブックを利用して、消費時間を投資時間に変えましょう。
本の読み上げサービス、オーディオブックは本当におすすめです。
下記は、Audible公式サイトのリンクになります。
下記は、audiobook.jp公式サイトのリンクになります。
※無料で試すことが出来ます。
ここまで記事を読んで、実際に読んでみようと思ったのではないでしょうか?
紙の本を読むのも良いですが、本の読み上げサービスのオーディオブックをおすすめします。
オーディオブックは耳が空いればいつでも読書が出来るので、読書効率を格段に上げてくれます。
詳しくは、下記の記事で紹介しています。