【書評】成瀬は信じた道を行く/宮島未奈
2024年本屋大賞など、14もの賞を受賞した「成瀬は天下を取り行く」の続編で短い話が続く短編集。
前作の「成瀬は天下を取りに行く」と合わせてシリーズ累計75万部を超えています。
前作の書評は下記になります。
目次
書籍データ
タイトル 成瀬は信じた道を行く
著者 宮島未奈
出版社 新潮社
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この本をおすすめする人
- シリーズ物が好き
- 周りに友達がいなくて、行き辛さを感じている
- 話題作が気になる
あらすじ
前作と同様の滋賀県大津市が舞台。
主人公の成瀬あかりの高校と大学時代を描き、成瀬の父親・小学生・スーパーのクレーマー・観光大使の相方など周りに影響を与える。
大学生の成瀬が観光大使を目指した理由とは?
感想
成瀬が「自分で選んだ道を行く」行動力がすごく、ファンになる方も多いと思います。
主要人物それぞれの目線で書かれ、成瀬を色々な角度から見ることが出来ます。
周りと上手くいかず1人になってしまうが、1人は嫌だと思う方は、まだ自分に合う人と出会っていなくて将来、出会いがあるかもしれません。
幼馴染の島崎との絡みが減ったのは、少し残念でした。
前作に続き読みやすかったです。
ここまで記事を読んで、実際に読んでみようと思ったのではないでしょうか?
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