2016年4月の電力自由化により、一般家庭(アパート)でも電力会社を選べるようになりました。

この記事では、アパートに住んでいる方向けの電力会社切り替えのメリット・注意点・流れ・体験・選び方をご紹介します。

電力会社切り替えのメリット

• 電気代が安くなる。
• ライフスタイルに合わせた料金プランがある。
• ガス料金、水道料金、携帯電話料金のセットになっている電力会社を選ぶとまとめて安くなる。

注意点

• 電力プランによっては、電気代が高くなる事もある。
• 燃料費の高騰などで料金変動の可能性があり、毎月料金の確認が必要。
• 解約時に違約金が発生する場合がある。
• 一部のアパートでは、電気の一括契約をしていて個別に契約できない場合がある。

電力会社切り替えの疑問

電力会社切り替えでよくある疑問をまとめました。

電力の契約先によって停電が増える？

電力の契約先によって、停電が増える事はありません。全ての電力会社の電気は、同じ送電網で入り混じって流れます。

電線や電柱が災害等の被害を受けた時には、停電は起きます。送電の対応は送電会社が行うので、電力会社によって対応のスピードが異なる事はありません。

切り替え費用はかかるの？

切り替え費用無料の会社が多いですが、事務手数料という名目で3,000円程度かかる会社もあります。
現在利用の大手電力会社を解約する時、手数料・違約金がかかる場合があります。

地方でも切り替え出来るの？

大都市だけではなく地方でも、電力会社の切り替えを出来ます。地域ごとに選べる電力会社・プランがあります。
私が住んでいるのは宮崎県ですが、切り替えが出来ました。

ただし、離島などの一部地域にお住まいの方は、切り替えが出来ません。

万が一契約した電力会社が倒産したらどうなるの？

万が一契約した電力会社が倒産した場合、東京電力などの大手電力会社の送電部門から、移行した送電事業者が倒産した電力会社の代わりに供給してくれます。
その後は、新しい電力会社との契約が必要になります。

電力会社切り替えの流れ

私がLooop（ループ）でんきに替えた一例を紹介します。

1.アパート管理会社に連絡

アパート管理会社に電力会社の切り替えが出来るか聞きます。
管理会社から大家さんに確認してもらいます。

私の住んでいるアパートは、ハウスメーカー系で築10数年でしたが、切り替え可能でした。

2.新しい電力会社に申し込み

新しい電力会社にwebから申し込みます。

3.旧電力会社の契約解除手続き

申し込みから約1週間程度で旧電力会社の解除手続きをLooopでんきが行います。

解約手続きは新電力会社が行うので便利です。

4.供給開始日の案内

申し込みから約2週間程度で供給開始日の案内があります。

5.電力メーターの取り替え

電力会社に申し込み完了したら、現在使っているメーターを新しい電力会社のメーターに替えてもらいます。

以上で電力供給の準備が完了し、供給開始日より電力供給されます。

Looopでんきの利用明細

2019年のLooopでんき利用明細を載せます。
以下は、私の家庭情報になります。

• おうちプラン
• 2DKの2人暮らし、共働きで二人とも日勤
• 休日は外出が多い
• 夏冬にエアコンを使用
• 宮崎県在住

年間の電気料金33,009円、月平均で2,750円。
同じ条件で地元の九州電力が年間37,878円、月平均3,156円。

電力会社切り替えで月約400円、年間約4800円の節約になり、約13％安くなりました。

2022年6月追記
Looopでんきのおうちプランは、2022年6月1日より料金改定により値上げされます。
お住いのエリアにより値上げ率は異なります。

以下は、値上げ後の電気料金イメージになります。

オススメの電力会社

私が使っているLooopでんきを紹介しましたが、以下の記事ではLooopでんきと他の電力会社を比較しています。

電気代を安くしたい方必見！電力会社比較